コロナ禍が大学生の身体活動ならびに生活習慣に与える影響 —2020年4月の緊急事態宣言前後の調査—

遠藤 隆志; 鈴木 瑛貴; 窪谷 珠江; 馬場 彩果

コロナ禍が大学生の身体活動ならびに生活習慣に与える影響 —2020年4月の緊急事態宣言前後の調査— 利用統計を見る

File / Name	License
uetdai-14_04_t_enndou	Creative Commons : 表示 - 非営利 - 改変禁止
uetdai-14_04_t_enndou　 (4.51MB) [ 848 downloads ]	Creative Commons : 表示 - 非営利 - 改変禁止
オープンアクセス

アイテムタイプ	紀要論文 / Departmental Bulletin Paper
言語	日本語
キーワード	身体活動量｜生活習慣｜質問紙調査｜大学生｜新型コロナウイルス感染症
著者	遠藤隆志 / エンドウタカシ鈴木瑛貴 / スズキタマキ窪谷珠江 / クボノヤタマエ馬場彩果 / ババアヤカ
抄録	本研究は, 2020年より続くコロナ禍において様々な活動に大きな制限を受ける大学生を対象として, 質問紙法を用いてコロナ禍がエネルギー消費量ならびに生活習慣に与える影響を明らかにすることを目的とした。204名の大学生が調査の対象となった。身体活動調査票から算出された1日のエネルギー消費量は, コロナ禍前の2020年1月は対象者全体で2067. 2kcalであったが, 緊急事態食言中の同4-5月では, 1833.5kcalに有意に低下した(p<0. 001)。またアンケート調査より, 間食やスクリーンタイムの増加, 睡眠の夜型化など様々な生活習慣ならびに心理的ストレスも大きく影響を受けたことが確認された。また, これらの変化は宣言解除後の8-9月においても宣嘗前の状態に完全に戻ることなく継続される傾向が認められた。健康的な大学生活を送り, 生活習慣病を予防するために, 様々な行動制限下においても身体活動量ならびに規則正しい生活習慣を維持することが必要かつ重要であると考えられた。
雑誌名	植草学園大学紀要
巻	14
ページ	37 - 43
発行年	2022-03-31
ISSN	18835988

WEKO

Language

インデックスツリー

コロナ禍が大学生の身体活動ならびに生活習慣に与える影響 —2020年4月の緊急事態宣言前後の調査— 利用統計を見る

お知らせ